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おもひでぽろぽろのラストで表情の意味は結婚か

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ジブリ作品の代表作「おもひでぽろぽろ」。都会と田舎の間で揺れる心を描いている作品です。監督は高畑勲氏で公開年は1991年。あらすじは、27歳の会社員・タエ子(今井美樹)は、有給休暇を取り姉の夫の実家がある山形で夏休みを過ごすことになる。幼い頃から「田舎で過ごす夏休み」に憧れていたタエ子は張り切って列車に乗り込むが、突然記憶の底から小学5年生の頃の思い出が飛び出してくる。思わぬパートナーと共にタエ子の一人旅は始まった。

※ここからはネタバレ要素があります。

些細な日常を思い返しながら、山形の美しい自然と優しく素朴な人たちに囲まれるタエ子。そんな彼女を思いがけない運命が待ち受けていた。到着した駅で迎えにきた農家の卵、トシオ。今回の滞在で紅作りを体験させてもらうことになっていたタエ子は、その足で紅花畑へ。朝から晩まで続く、淡々とした作業。初めての体験に目を輝かせるタエ子を、山形の人々は温かく受け入れてくれた。様々な農作業を体験したり、合間にはトシオと蔵王にドライブに行ったりと山形の生活を堪能するタエ子。

そんな中でも、タエ子の“おもひで”の洪水は止まらなかった。他愛もない記憶を語り合う内にお互いを理解し合っていくタエ子とトシオがそこにはいた。しかしタエ子にとってかけがえのない時間は刻々と過ぎていく。最後の夜、おばあちゃんに「トシオの嫁に来ないか?」と突然言われ、困惑するタエコがそこにはいました。

トシオとの結婚に驚いたタエ子は思わずその場を飛び出し考えた。そこで、タエ子はトシオに行為を抱いていることに気がつく。同時に田舎で過ごしていく覚悟を持てていないことにも気がついた。そして一晩悩んだ結果、東京に帰ることを決意。翌日、タエ子は田舎の皆に別れを告げて、東京に帰ることを選んだ。皆に見送られながら電車に乗り手を振りながら高瀬を去る。

しかし、電車のなかで悩んでいたことが吹っ切れ、再び高瀬に戻りトシオとの再開を果たす。そして、思い出の中にいる5年生のタエ子や子供たちに見送られながら、トシオの車で一緒に去っていくのであった。

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おもひでぽろぽろのその後が気になる人続出!

タエコが東京に戻るシーンで終わるパラ。エンドロールが流れる中、前日におばあさんがタエ子に「トシオのお嫁さんになってくれないか?」と持ちかけて困惑してそのまま別れの日を迎えているパラ。

でもタエコは突然引き返して、農家に電話をしてトシオが迎えに行くパラ。そして相合傘の下、二人は仲好く歩いているけどそんな二人とは裏腹に小学校5年生のタエ子はなんとなく寂しそうにして二人の上に相合傘が描かれエンドロールが終わったパラ。なんで寂しそうな顔をしていたパラ? 画像

実は高畑監督の最初の構想では、タエ子が電車に乗って帰っていくシーンで終わっていたそうだ。つまり再び戻るシーンはなかった。でも鈴木敏夫プロデューサーは「もう少しサービスが欲しい」と言って変更。その結果あのようなシーンになった。

そのようね。結論が映画の中では出てこない終わり方になっているのがジブリらしいわ。どのような物語がその後に展開していったのかは、作った本人以外は誰にも分からないの。映画を観た人達が思い思いに“その後”を作っていくなんてステキ。

それなら、どんな気持ちなのかだいたいでも知りたいパラ。

鈴木敏夫プロデューサーの提案で、純粋にタエ子とトシオのロマンス的な見方と、結婚を拒否してしまったタエ子がようやくトシオに向かい合おうと試みるという見方の二つの解釈ができるようなエンディングとしたそうだ。鈴木敏夫プロデューサーはこのエンディング変更の際に宮崎駿監督にも見解を尋ねたが、「タエ子は絶対に帰ってこない」とコメント。

でも結果的に最終的には帰ってきている。最後のシーンは「嫁に行く」でも「農業に投ずる決意をした」でもなく、“一人の男性としてトシオを少しでも・・・1日でも2日でも付き合いたいから”という理由でタエ子は田舎に戻ったということ。

その限られた間に気持ちの変化が訪れ、タエコはおそらくトシオと付き合うことを決めたのかもしれない。友達や友人としての付き合いではなく、今度は結婚を考えた上で戻ってきた!うん、そうだ!そうに違いない!だって夢があるじゃないか!うん。

そうね、ただすぐには結婚をしなかったと思うわ。付き合いながらしばらくは東京にちょくちょく帰ったりしていたと思うの。もちろんトシオも東京に行ったりして、その上でタエオはトシオの妻となり、有機栽培のコメ作を手伝うことになるの。本編の中でタエコが、「農家の嫁になる。そんな生き方が自分にもあるのだ」って言ってるし、農家の大変さも理解した上で覚悟してトシオの嫁になることを決意したんじゃないかな。

「この人が私の旦那さんだったんだ・・・」小学校5年生のタエ子が寂しそうに見ていたのは、子供の時に分からなかったタエ子の気持ちやトシオとの関係が、今、大人になった自分ならちょっとわかってしまって困惑しているからなのかもしれないパラ。