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オデッセイ(映画)でNASAの最新技術が学べる!

火星を舞台とするSF映画「オデッセイ」は、アンディ・ウィアーの小説「火星の人(The Martian)」を原作としている映画で、2030年に宇宙飛行士が「赤い惑星」へと旅をする時代に火星上に取り残された宇宙飛行士の物語です。もしも火星にたった一人取り残されたらあなたならどうしますか?

この映画は実際にNASAで開発が進められている技術をもとに描かれているため、かなりのリアルな見方ができる高度な映画となります。ただ専門的にならないように誰にでも分かりやすくするため、NASAと映画会社側が“見せ方”を工夫しています。普通に映画を楽しむのもいいですが、NASAの技術に注目しながらみると火星が少しだけ近くに感じるかもしれませんよ。

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NASAの技術が詰まった映画「オデッセイ」

不意なことから火星で生活をしないといけなくなった主人公のマーク・ワトニー。9万9000通りの危険がそこにはあったんだ。居住モジュール「ハブ」っていうところに身を潜めて生き抜くことになるんだ。NASAのジョンソン宇宙センターは、将来の乗組員たちが「HERA(Human Exploration Research Analog)」と呼ばれる移住地で住めるように訓練してる。すごい! 画像

火星に一人だけなんて怖いパラ・・・。タコ星人に襲われるパラ・・・。

タコ星人か、ほんとにいるかもしれない(笑)火星上で、宇宙飛行士たちは地球からやってくる食料の供給をあてにすることはできない。だから現地で栽培する必要がある。ワトニーはハブを自給自足の農場に変えて設備化したんだ。ISSにはすでに「Veggie」という生産システムが確立しているぞ。赤、青、緑の光で宇宙産レタスとか新鮮な食物を食べることができるが、NASAは現段階で種類と量を増やすために研究を重ねているんだ。 画像

科学はすごいパラ!地球上の食糧不足にも応用できたらいいパラ。ぬぉ?ちょっとまって欲しいパラ。地球上の生物はほとんどが水を必要としているから人間が火星で過ごすには水が絶対に必要になるパラ。

いいところついたわね。その通り地球以外の場合にいく時には絶対に必要なのよ。火星に水があった証拠がこの前、NASAから発表されたけど今の時点では確証はしてないわ。火星上には水は存在しない前提だから、ワトニーは水分不足で死ぬことがないようにあらゆる知恵を絞ったの。

ISSでは一滴の汗も涙も尿も無駄にしないわ。それほど水分は貴重なもの。「環境コントロール・ライフサポート・システム(Environmental Control and Life Support System)」は、あらゆる水を回収して、 画像 「水再生システム(WRS: Water Recovery System)」で水を濾過してリサイクルできるわ。NASAは水回収のための新しい技術に取り組んでいて、混入した無機物と有機物を取り除くフィルターがあるわ。

1滴の水も大切にしないといけないパラ。地球でも大事にありがたく使いたいパラ。

ワトニーは、ハブ内に用意された「酸素供給器」を活用することになるんだが、ISSには呼吸可能な空気を継続的に供給するために宇宙船の大気を合成する「酸素発生システム」があるから酸素の心配は無用。水の分子を酸素と水素に分けるんだ。水素は宇宙に排出されるか、もしくは大気の副産物として水をつくり出す「サバティエ・システム(Sabatier System)」に回され活用される。要は電気分解を応用しているんだ。 画像

火星を散歩することだって出来る!ワトニーは火星の時間のほとんどを宇宙服で過ごさなければいけない。動きやすい宇宙服がどうしても必要なんだ。NASAはそのために火星で負担がかからず着用できる宇宙服を開発研究している。宇宙服の新しいプロトタイプは「Z-2」「Prototype Exploration Suit」と呼ばれてるぞ。 画像 画像 ちなみにその星にある小さな埃やチリが宇宙船の内部に混入してシステムを破壊してしまう恐れがあるんだ。だから宇宙空間に宇宙服をおいて素早く内部に入れる仕組みが備えられている。

そもそもどうやって火星にいくパラ?ちょっと倍率の大きいカメラでズームすると夜空に赤い火星が小さく見えるけど、実際にいくと果てしない旅になるパラ。

ワトニーを火星上に連れて行く宇宙船にはイオン・エンジンが取り付けられていたわ。キセノンのような電荷を帯びたガスが、イオンを時速40万km以上で排出して、宇宙船に推力をもたらすの。NASAの技術で探査機ドーンが時速4万km以上の速度に到達してわずか5年あまりで準惑星ケレスとヴェスタにたどり着いているわ。すごいわね!それと、ISSでは84〜120KWの電力を発電するソーラーパネルを備えて船内のリチウムイオン電池に充電しているの。

宇宙から火星に降り注ぐ電離放射線は、バリアがある地球とは違って人間の健康にとって大きな危険だから実際に人間がいくのはもう少し先になるかもしれない。火星への片道切符なら応募している企業があるらしいが・・・。数年後に出発は難しいから延期されたって情報もある。

火星で生き抜くためには知性や宇宙飛行士の勇気が必要パラ。映画は未来の姿を映し出すスクリーン、すでに火星にいく計画は進んでいるパラ。